MEDIUMプラン以上のユニットではWEBサーバー、LARGEプランではDBサーバーがmulti-AZによる冗長化構成となります。
SINGLEプランはWebとDBサーバーが同一サーバーで構成され、SMALLプランはWebとDBサーバーが独立した構成となります。
SINGLEプラン以外は何らかの原因によりホストサーバーがダウンした場合、お客様へのサービス提供領域は他のホストサーバーへ自動的に移行され、サービス復旧が行われます。
※ SINGLEプランは運営による手動復旧作業となります
次の説明はプラン毎に障害発生時のWeb及びDBサーバーの動作について解説したものです。
SINGLEプラン
WebとDBサーバーが同一ホストサーバー内に収容されているため、障害などにより他のホストサーバーへ運営による手動データ移行後、全てのサービスプロセスが立ち上がるまではサービス断時間となります。
SMALLプラン
WebとDBが独立していますので、一方のホストサーバーがダウンした場合はダウンしたサーバーのみ他のホストサーバーへ自動的に移行され、サービス復旧が行われます。
上述のSINGLEプランと比べ、サービス断時間は軽減されます。
MEDIUMプラン
Webサーバーにロードバランサーを利用しているため、一方のWebサーバーがダウンしても一方のWebサーバーで応答を返します。
ダウンしたホストサーバー内の領域は自動的に他のホストサーバーへ移行され、サービス復旧が行われた後は再度ロードバランサー配下に配置されます。
LARGEプラン
Webサーバーのロードバランサー利用に加え、DBサーバーは常に待機サーバーにデータが同期されています。
サービスダウンを検知した場合、自動的にDBは待機サーバーによるサービス復旧を試みます。
※ データベースの復旧はトランザクションの処理が多いほど、時間を要するものとなります。