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POST SMTP Mailer(プラグイン)設定方法

次の説明はバージョン5.0.1を基に説明しています

Post SMTP Mailerは外部メールサーバーを利用してメールを送るためのSMTP設定の支援や、メール送信ログの表示を行うプラグインです。

Gmailなどセキュリティ要件が高い送信先にメールを送る場合、SPFレコードなどの設定が正しく行われているメールサーバーを用いることでメールの到達率を高めることが可能です。

 

プラグインのインストールと初期設定

次の説明はGmail APIを用いた設定です。自身でメールサーバーの用意がある場合、2の工程でOther SMTPを選択することで任意のメールサーバーを指定いただけます。 また、@gmail.comのメールアドレスではなく独自ドメインのメールアドレスを送信元アドレスとするには、そのアドレスドメインがGoogle Work Spaceの有料プランに加入している必要があります。

1.WordPress管理画面からPOST SMTP Mailerをインストール後、有効化します。
2.有効化後、メニュからPost SMTPを選択、Post SMTPのダッシュボードでウィザードの開始を選択して設定を始めます。

Inline-image-2023-06-06 17.58.13.134.png

3.Gmail APIを選択し、Continueをクリックします。

gmail.PNG

4.各種入力欄に必要情報を入力します。


From Email:送信元メールアドレス(Gmail APIの場合は機能しません)
From Name:送信者名(Gmail APIの場合は機能しません)
Gmail APIのClient ID 及び Client Secretは次項をご確認ください。

gmailapi2.png

5.Gmail APIのクライアントIDとクライアントシークレットの取得

https://console.cloud.google.com/ にアクセスしご利用されているGoogleアカウントでログイン後、画面上段プロジェクトの選択をクリックします。

gmailapi3.png

任意のプロジェクト名で新しいプロジェクトを作成します。

gmailapi4.png

作成したプロジェクトを選択し、クイックアクセスからAPIとサービス > APIとサービス画面からAPIとサービスの有効化をクリックします。

googleapi5.png

有効化するAPIとしてGmail APIを選択して有効にします。

gmailapi6.png

有効化が終わったら、認証情報を作成ボタンをクリックして認証情報を作成します。
アクセスするデータの種類はユーザーデータを選択して、次へ進みます。

gmailapi7.png

次はOAuth同意画面情報を設定します。アプリ名やメールアドレスは任意のものを入力してください。

gmailapi8.png

続いてOAuthクライアントID生成画面です。
Post SMTP画面で表示されている承認済みJavaScript配信元と許可されたリダイレクトURIをOAuthクライアントIDに追加します。
※ POST SMTP MailerのAuthorized JavaScript origins と Authorized redirect URIの情報です

gmailapi9.png

gmailapi10.png

作成されたクライアントIDをクリックして、クライアントシークレットを確認します。

gmailapi11.png

確認したクライアントIDとクライアントシークレットをPost SMTPの設定画面に反映します。

gmailapi12.png

設定後のPOST SMTP Mailerのダッシュボードでは下記のようなメッセージが表示されます。

gmailapi13.png

 

Google CloudのOAuth同意画面でアプリを公開し、アクセス許可を付与して設定完了となります。

gmailapi14.png

 

 

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